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[140521]
EX-V8,V7ジャンクで、試写してみた
先日買ったEX-V8、EX-V7ジャンクを比較するのに、もう少し分かり易い対象を探して、大阪・交野、大阪市立大付属植物園へ行って撮ってみた。(図2<クリック>)
しかし、残念ながら、植物だけが多い場所では、あまり分り易い比較写真は、撮れないみたい。(苦笑)
携行したのは、EX-V8,EX-V7、それに参照用としてOLYMPUS C-770UZ(1)で、各箇所で同じ場所を2枚〜3枚ずつ撮影。
小型・薄型とはいえ3台も持っていると、あれこれ持ち替えねばならず、狙った向きや高さがそれぞれ違って来るので、フォーカス点も微妙に異なっていた。
当初狙っていた、「中距離でのピンボケの有無」の確認は、今回も失敗。
なので、あまり欲張らず、大まかな印象で仕分けたのと、その中の際立って異なっていた写真だけで比較をしてみた。
細かく見ると、歯切れの良さは、やはりC-770UZに劣る。
総合的には、EX-V8、EX-V7は、多少ピンボケはあったにしても、画質はまぁまぁだったし、普通に撮る分には、十分使えそうだ。
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試写1
EX-V8と、C-770UZで比べてみてかなり差の有ったのは、“花の近接撮影”だが、EX-V8ではやや甘い!(図3)
他方、C-770UZでは、キレが良い!(図4<クリック>)
柔らかな(ぼやけた)雰囲気が良くて、EX-V8の方が好ましいと感じる時があるかもしれない。
しかし、私は全体の雰囲気で見て、それが面白そうなら使うが、そうでなければ使わない偏食主義なのだ。
尚、これらはどちらも、後で縮小時に「先鋭化処理」を施してある。
もしかしたら、CASIO社とOLYMPUS社の画像圧縮方法が異なっていて、それと後処理の「先鋭化処理との相性」も考えないといけないかもしれない。
(ただ、私の場合、オーバ・オールで気に入った写真が使えれば良いと思っているので、所謂“汎用性”については担保しない|出来ない)
試写2
次に、こちらは、EX-V7と上述のC-770UZで撮ったものを比べてみたもの。
これを見ると、EX-V7と上述のEX-V8とは殆ど差が無いように見える。
だが、こちらも、C-770UZとは明らかに、キレは違う。
何処かピントが合ってはいるのだろうが、それが何処なのか良く分からない。
少し離れた所でも、ボケは少ないから、然程焦点深度は深くないと見た方が良いのかもしれない。
しかし、それぞれ90枚近く撮影してみたが、EX-V8(8.1Mpix)とEX-V7(7.2Mpix)の差異が良く分からず。
外観からは、フラッシュの位置が、レンズの真上(EX-V7)から、やや離れた中央部(EX-V8)に変わっていることが分かる程度。
(極力フラッシュは使わない主義の私としては、殆ど痛痒を感じなかったが)
試写の結果
今回も、当初の課題だったEX-V7の「中距離でのピンボケの有無」は、未解明のまま。orz
(予想通り、)C-770UZの鮮明さには負けるようだ。(C-770はメディアがxDだし、予備バッテリの携行も欠かせないなど不利な点も多いのだが)
EX-V8とEX-V7は、レンズが飛び出さないメリットがある。
何度もポケットから出し入れしていると、自然に電源が入ってしまうことがあったが、もしこれがレンズが飛び出すタイプなら壊れる可能性が大だ。(レンズ・エラーなど)
他方、電源が入りっ放しで、バッテリが消耗するのに気付かず、後で慌てる場合もあるにはあるが。(苦笑)
これらに限らず、EX-Z600やEX-Z700などもそうだが、「自動ピント合わせ|合焦」が速いのは、(セッカチ人間の私には)有り難い!
しかし、それだけピントも甘くなっているのではないか(雑だってこと?)という気もするが、どうだろう?
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