[気まぐれ観察帖] 鉢植え−第1節
ひょろ雑草 [070223]
「玉牡丹」の根の所から生えた雑草が、ひょろひょろと伸びて来たが...
それにしても、“雑草のように”と言えば、普通は“強く育つ”と受けるんだが、こいつは何だかそう言えない程、ひ弱そう。
これは、クローバかと思っていたが、どうも違うらしい。ウサギやヤギが喜んで食べそうな草みたいだし、皿に盛り付けてあれば人間様だって食べるかも。(でも、どうなんだろう?)
ご本尊の「玉牡丹」の方は、昨年の暮れに春が通り過ぎて行って、その後はサッパリ!
花が落ちた後の枝はシッカリ緑色だが、葉や蕾の気配すら無い。
ま、それはいいのだが、水やりをどの程度にするか?だ。
適当にやっているつもりなんだが、足りなければそう言ってくれれば助かるんだがなぁ。
剪定 [070220]
この「水蓮木」、元気があって大変結構なのだが、一方で伸び過ぎても困るなぁと思っていた。
家人と話していて、剪定するなら今の内!と思い立って、木の気持ちなど(あればだけど?)そっちのけで、えいやっ!と切ってしまった。ただ、一つだけの蕾はそのまま残るようには切った。(もう一つあった小さなのは何時の間にか枯れていたようだ)
しかし、こんなに葉が出ていると“切る匙加減”が難しい。
これだけ切っても、まだまだ伸びそうな感じもするんだが、他方、あまり切り過ぎても木に良くないかも知れないと思うと手が止まってしまう。
(それで思い出したが、晩秋に街路樹の枝が“殆ど丸裸状態”にまで切り落ちされていたのに、翌夏には青々した葉が出ていた。「鉢植え」の剪定も、やはり時期を選ばなくては)
次の蕾 [070217]
元気印の「水蓮木」に、次の蕾が出来て来たのに気が付いた。
蕾は、あと一つ小さなのがあるだけで、他に出て来そうなのは見当たらない。これは先駆けらしい。
(ところで今更なのだが)説明書きには「春の花が一通り終わったら芽の元から2〜3葉残して切って下さい」とある。
さぁて、今回のを考えると“先回の花”が、一体何時の花なのか判然としないが...(まぁ、いいか!)
少し伸び過ぎの感もあるので、今度花が落ちたら切ってみるかな。
おゃ、この鉢にも小さな雑草が!(左写真、<クリック>で、それのアップ) この小草(良く分からないのだが)、クローバ辺りではないかと想像している。
元気じるし [070211]
一時はどうなるかと心配していた「水蓮木」だが、近頃はやけに元気!葉が大きくなって、表面が艶々して来た。
水分を切らさないように、心掛けて来たからだろうと思うが、夜半に噴霧器で水をやる自分に気が付いて“何もそこまで...”と自嘲気味だ。
いや、しかし、石油ストーブを点けていると結構室内が乾燥して来るようで、苔の表面が乾いている事からも分かるので、お湿りは必要なのだ。(その苔の方は大分変色した部分が増えたり減ったり。これも新陳代謝をしているのかな?)
元気と云えば、「白丁花(はくちょうげ)」の葉が一部枯れたのが出て来たのが気になる。枯葉が増える時期なのかそれとも別の不具合なのか?
雑草? [070203]
「玉牡丹」の根っこの辺りに、何やら若葉がちょろっと出て来た。
これ、雑草だろうか?...
よく見ると、「紅葉」の方にも似たようなのが出て来た。(左写真<クリック>)
まあ、特に望んでもいない葉っぱなので雑草には違いなかろうが、太い(?)樹の傍に寄り添うようにして健気に伸びているし、それ程邪魔・害になるわけでも無さそうなので、摘まないでこのまま様子を見よう。
...しかし、何の葉だろう?周りから飛んで来たものではないから、元々下の苔か土に落ちていた種だったんだろうが、このまま成長させられるものかどうか、ちょっと気になる。
大きく育ってから摘まざるを得なくなるのも可哀相だしなぁ...
平穏 [070127]
この処、大きな変化は無い。(大変結構な事だ!)
一旦は葉が枯れてしまって心配していた「水蓮木」も、今は新しく出て来た葉が活き活きしているし、下生えの苔も色変わりした群もあるが、枯れる気配は無さそうだ。
やはり、毎朝十分に水やりをすれば、間違いは無いらしい。しかし、根気の要る事ではある。
今日は天気も良さそうだから、窓を開けて陽の光を当てておいてやろうと思う。
気持ちとしては、あまり元気に大きく育ってくれても困るのだが、さりとて本来は日当たりの良い所で育てるべき木々だから、陽光を当ててやらないのも酷な話。
「ペット」同様、「鉢植え」も、考えてみれば人間の残酷な遊びかも。
一大事!? [070118]
ちょっと油断していたら「水蓮木」の葉が、沢山丸まってしまった。
既に枯れていたらしく触るとポロポロ落ちてしまい、あれよあれよと言う間に幹に近い部分の葉の殆どが無くなってしまった。(左写真の如く)
どうも、水のやり方が悪く、不足気味ではないかと気が付いて、朝一番にたっぷりやるようにしたら、今度は枝の先端に近い所の葉が元気良く開いて来た。(左写真の<クリック>で、その様子)
ちょっと一安心ではあるが、こんな具合に枝の先の方へ伸びてくれると、木がどんどん大きく広がってしまいそうだがなぁ。
かと云って、先を摘める程、沢山の葉は無いし、困ったぞ!
(生き物はやり直しがきかないから、行き当たりばったりで育てるのは無理かな?)
よそ見 [070114]
昨土曜日、天気を窺いながら河内長野の「花の文化園」へ。
日中は結構暖かかったのだが、流石に季節柄見栄えのする花は少なかった。
眼に止まったのは、即売コーナの鉢植え。二、三面白そうなのがあったのだが、もう置き場所が無いので、“余程強烈な魅力が無ければ、買うまい!”と思いながら見ていた。
その中で、赤色と黄色の実を混載?してあった「ピラカンサス」は面白そうだったんだが...でも、弾けて萎びた実は、黒くなって哀れな姿だったので、惹かれながらも潔く諦めた。(これは、毒草だそうだ)
その他、小粒の実が成る「クリスマスホーリー」とか云うのもあったが、ここのは木が大き過ぎて不適。
落花 [070111]
「玉牡丹」の花が、全部枯れた。
そっとしておくと、落ちずにそのまま枝にくっついているのだが、うっかり枝に触れるとパラパラ落ちてしまう。
おまけに花びらもあちこち散らばってしまうので、ピンセットで拾い集めるにも結構手間が掛かる。
そこで、全部枯れ花を払ったら、あぁさっぱりした!枝も青々しているので、まだ保つだろう。この先も愉しみだ。
他方、「水蓮木(スイレンボク)」の方の花は、4,5個咲いて一区切り付いたようだ。
まだ、蕾は沢山残っているが、当分は咲くまい。
しかし、ちょっと葉々の元気が無いようなのが気懸かりだ。枯れ葉が増えてくるようだと、何か対策を考えないと...
揃った? [070106]
何分こんなものにはド素人ゆえ、どんな種類をどう揃えたらいいのか皆目見当が付かないが、兎も角気に入ったのを、窓枠幅に並べられるだけ並べてみた。
まぁ、病が嵩じればどうなるか分からないが、今の処、室内に置いて観る分にはこれくらいでいいかな?と思っている。
しかし、配置が気になって入れ替えてみていたが、「玉牡丹」の思わぬ反撃?に遭ってしまった。
枝が窓ガラスを擦った途端、枯れた花びらがばっと散ってしまった。慌てて掃き寄せたが、風情も何もあったものではない。(左写真<クリック>で、その様子)
散らかさずにどうやって残りの“枯れ花びら”を取ろうかと思案する傍らから、棚下のガラクタPCの間へ、花びらがパラパラと。
追加/花 [070104]
咲いて終わってしまう花木だけでは物足りなくて、常色樹(?)的なのが欲しいと思い、ホームセンタで更に二鉢買って来た。
ひとつは「白丁花(はくちょうげ)」(\698税込)、もうひとつは「楓」(\998税込)。
帰宅後に調べたら、どうやら「白丁花(はくちょうげ)」の方は5〜7月頃に花が咲くそうだ。
説明札に、“半日陰・室内に置け”と書いてあったので、これ幸いと思ったのだが、本来は日当たりを好むらしい。
(札に、ハイドロカルチャーとか書いてあるが・・・何だ?「水耕栽培」の事か!“土(親)は無くとも、樹(子)は育つ”か...)
他方、「楓」の方は、落ち葉がまだ紅くて風情を残しているが、その枝や幹も思いの外、紅かったので、彩りを添えてくれそうだ。
花散 [070102]
「玉牡丹」、上の方の枝にまで花が開いて来ているのだが、先日咲いた花はまだ頑張っている。落ちたのは、ひとつふたつ程度。
落ちる時は、室内で風が無い事もあろうが、ヒラヒラと花びらが舞い散るって事はなくて、ぼてっと塊で落ちるみたい。
それよりも、殆どの花は、枝に付いたままくしゃくしゃと縮んで薄汚くなって行くので、ちと哀れで見苦しくもある。
いっそ桜のように潔く花びらを散らしてしまう方が、見栄えは好いのにと思ったり。
下地の苔の方は、せっせと噴霧器で水をやっていたら、少し緑色に戻って来たようだが、どうやら室内の乾燥がきついのかも。
他方、「水蓮木」の下に置いた苔は、未だ根付かず。浮いたままの状態で次第に丸まって来ているので、余命幾ばくもない感じだ。
半分満開 [061229]
遂に、「玉牡丹」の下半分が、弾けたみたいにパッと一斉に咲いてしまった。(なんと、元気のいいことか!)
しかし、この花の咲き方が、面白い。もう少し離れて各自ゆったりと咲けばいいものを、二、三個の花が押しくら饅頭のような格好で、咲いているのだ。
これは、「剪定」のせいなのかどうか知らないが、あるいは木全体が小さいからかな?
また、花の向きも下向きに咲いているのが多い。これだと、昆虫達に受粉の手伝いをさせるとするなら、あまり喜ばれないのではないかなぁ。(尤も、太陽光の日当たりが少ないせいだとしたら、こちらの責任なんだが...)
春だ、春だ!? [061227]
「玉牡丹」が開花した。蕾の状態では先が紅色だったのだが、開いてみると、やはり能書き通り「白色」だった。
それにしても、“咲く”となったら沢山ある蕾が一斉に開きそうな感じで、せわしない(忙しげである)。
「水蓮木(スイレンボク)」の方は、一つずつ順番に咲いてくれるので、ゆっくり一花ずつ愛でられるのだが...(写真をクリック)
しかし、今気懸かりな事がある。それは、「玉牡丹」の根元を覆っている苔の色が茶色くなっている事で、もしかしたら枯れるか?
どうも、室内の乾燥が激しくて、鉢の中にたっぷり水を含ませるだけでは足りないのかも知れない。
噴霧器でベタベタになるまで表面にも水を与えたら、少し緑色に戻ったようだが、気を付けねば。
蕾 [061223]
まだ硬いと思っていた「玉牡丹」の蕾も何やら開きそうな気配で、気が気でない。
せめて、来年の初めまでは開かずに頑張って欲しいと思っていたのだが、年内に幾つか開いてしまいそう。
外に出したままにしておけば何とかなるのだろうが、如何せん室内では暖かくなる時間が長いから、無理も無かろう。
それにしても、こんなに開花が早過ぎると、“花が咲く木”は室内用には好し悪しだなぁ。(まぁ、これは自分の方が身勝手なのは重々承知なんだが)
しかし、蕾の先からちょこっと覗いている花びらは、どうも紅色に見えるが、これ咲いたら本当に「白」なんだろうか?
それとも、「紅交じり」でも専門的には「白」と呼ぶのかな?
苔 [061221]
先に「玉牡丹」を買った際、傍に小振りの(孔の開いた/壷状の)苔玉があった。どうやらこれで木の根を包んで小鉢に押し込むらしかった。
実は、その苔玉、どうやって作ったのか興味があったのだが、それだけ買っても仕方ないと思ったので、その時は手を出さなかった。
後で「水蓮木」を買った時、似たような苔玉を探したけど、有ったのは普通の平たい苔だけ。
まあ我慢かと、取り敢えず根元の土の上に足してみた。(左写真)
しかし、苔の根が浮いているみたいなので、果たしてこれでいいのかどうか不安。だが、暫くは様子を見ずばなるまい。
尚、咲いた花の方は完全に開いてしまった。(写真をクリック)
紅い花ではなかった!淡いピンクだ。
開花 [061219]
まだ蕾みだった「水蓮木(スイレンボク)」の花が、今日ひとつ咲いてしまった。(左上部)
本来なら来春のはずなんだが、部屋が暖かいせいか、はたまた世の中の気候がとち狂っているせいか、急いで咲かせてしまったらしい。(この木も、多少性急なのか?)
説明の板には、「見ごろ 春〜秋」と書いてあるので、枯れずに適当に咲いてくれればいいと思っている。
しかし、我乍ら妙なものに興味を持ち始めたものだと、半分呆れ気味。
「小型のもの」が好きなのは従来の機械モノと同じ範疇なので解らないでもないが、「時間が掛かる」のはセッカチな性分には合わないと思うんだがなぁ。(が、木の方もそうらしいから、まいいか!)
事始め [061218]
先日、「吉野路黒滝(道の駅)」へ行った時、売店で見掛けた「鉢植え」の形・枝振りが妙に面白く感じられたので、「玉牡丹(タマボタン)」(\800)と云うのを一鉢買って帰った。(左側)
本当は、紅い花を点けるのが欲しかったのだが、これは白い花だそうな。
そこで、帰宅後、近くのホームセンタへ出掛けて行き、紅い花が咲きそうなのを一鉢買った。「水蓮木(スイレンボク)」(\980)
だけど、これまで、写真撮影の対象としてしか見ていなかった草花を、自分の部屋に置いて眺める趣味など、ついぞ無かったのだが...(と云う事は、そろそろ老境に入ったせいだろうか?)
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