[二〇一七年一月二十九日]
模型電車の高架線路を、改良した
「看視カメラ切り替えプログラム」を試すのに、“借景ジオラマ”で模型電車を走らせて、その動きを見ているのだが、(衝動的に)その「高架線路」の不具合が気になって来た。
(「橋脚」は同じなのに)“地面の高さ”が不揃いのために生じる“線路の上下動”や“接続部での断電”などが、頻繁に起きるから。
これを思い切って改善しようと、百均ショップで「ワイヤーラティス」(30x70cm ¥108税込み)を買って来て、両端を折り曲げて「支え」とし、「線路」をその上に乗せる方式に替えた。
これの幅や長さが丁度良くて、「線路群」も安定したし、「ラティス」の不要箇所を切って取り除いたら、見栄えも良くなった♪(図1)
ついでに、“路線”に“ポイント”や“引き込み線”を増やしてみたら、結構、様になって来た。
後は、「終着駅」でも増やせれば...と思っている。
因みに、この方式でやれば、もう一層上に線路を増設出来るかも...でも、やらない。
やりたいのは、「清掃電車」だ。毎回、綿棒で線路上の金属汚れを拭い取るのだが、結構面倒なので、それを自動化出来ればなぁ...と。
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+++ 跨線橋高さの問題 +++
当初、「ワイヤーラティス」を、両端を折り曲げて脚にしただけで、「ラティス・ライン/格子線」を残したままで使おうか?と考えていたが、駅構内の「跨線橋」の背が高過ぎて邪魔なので、二者選択を迫られた。
「跨線橋」(図4<クリック>)を止めてしまうか?空間を作ってそこへ移動させるか?のいずれか。
結局、「跨線橋」は場所を移し、向きを変えることにした。(図3)
(この駅を利用する乗降客から、反対の声が出ないコトを望みながら。笑)
邪魔になる「ラティス」を部分的に切り取ることにしたのが、「ラティス」の“切り取る箇所/無い空間”を広げられるだけ広げよう!と、様子を見ながら(ハンド・ニブラで)切り取って行った。
全体的に切り取ったら、それまで目障りだった「ラティス部/格子部」が目立たなくなって、“借景”の効果が出て来た。
(両サイドの格子も、徹底的に切り落とせば、すっきりするだろうが、今はその必要性も無いし、その気も無い)
+++ 「支え」の問題 +++
「線路」が、結構軽いので、かなり曲芸的な「支え」にはなったが、一応、安定はしている。
(これまで、飛び々々にしか使えなかった模型の橋脚群よりは、ずっと良い!)
内側の増設線路も、中空に置けるから置いたのだが、流石に、これでは締りが無い感じ。(図5 苦笑)
此処には、「駅」でも付け足して、早晩“見栄え”を改善したい。
他方、給電部の方は、宙ぶらりんだった配線が、「ラティス」に留められるので、ウッカリ線を引っ張った時でも、抜け難くなった。(図6<クリック>)
尚、「ワィヤーラティス」の折り曲げには、大昔に買った「折り曲げ機」が役に立った。
周辺部のパイプの太さ(約8mmΦ)+αが問題だったが、幸い、挟み込めたので、曲げは簡単だった。
これで、“プログラム作成”の方にも、もっと精を出そう。(^^;
[二〇二十年六月二十七日]
模型電車の高架線路下に、アクリル板を追加
初期の“借景ジオラマ”も、結構気に入っていたのだが、実際に電車を走らせていると、線路が撓ったり、歪んだりする。
そして、ある朝突然に、電車が走らなくなってしまったりする。
線路を綺麗に清掃すれば、走り出すこともあるが、線路の接続部が接触不良などになっていると、直ぐ停車してしまう、という悩みがあった。
これを上述のように「ワイアー・ラティス」上に乗せたら、「線路群」の“中長期・安定性”が、かなり悪くなってしまった。
そして、更に孫達に“複雑なコース(2重ループ)”に換えて貰ったので、“安定な支え”が、より難しくなった。
考えた末に、線路群の下に「透明アクリル板」(2x320x545mm3 ¥1,082送料込み)を入れてみることにした。(図8<クリック>)
更に、高架の高さを少しさげて、支柱を増やしてみた。(図7)
結果は、大分安定し良くなったが、「アクリル板」の厚みがもう少し欲しい。
実は、2oではなくて、3oのものが欲しかったのだが、丁度良い大きさとコストのものが無かったので、これにしたのだが、置いてみると、中央付近が少し垂れ下がっている。(けど、まぁ、当面は、これで我慢しよう!)
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+++ 失敗の巻 +++
電車を走らすには、“事前の線路清掃”は欠かすことが出来ないのだが、それだけでなくて、“線路の撓(しな)り”で、“接続部の接触不良、断線”が起きて、電車が動き出さない/途中で止まってしまうことが多い。
良く途中で止まる箇所に、試しに、接続部に「接点復活剤」を吹き掛けてみた。(図10<クリック>)
だが、これは失敗だった。
上り勾配だと、電車がツルツル滑ってしまい、登れないどころか、滑る降りて来てしまう!(図9)
慌てて、“トイペ”で拭ってはみたが、拭い切れそうにない。
結局、高架の高さを下げ、勾配を緩くして、難を逃れたという次第。
ふと、「YouTube」動画で見た「ヒマラヤ・ダージリン鉄道」の線路への砂撒き作業を思い出していた。
この“借景ジオラマ”(モドキ)も、もう少し手を入れて行きたいと思っている。
パソコン(「PC110」)制御で何か出来ないかと考えているのだが、単純ループなので、やれることは、それ程多くない!?