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[二〇一六年五月八日]
不動Thinkpad X41ジャンクを、再生した

「VGA表示(640x480ドット)」が出来るかどうか調べようとして、このThinkPad X41を引っ張り出して来たのだが、少し立ち上がった処で、パツンと音がして(そんな気がしたのだが、)電源が落ちてしまい、それ以降電源が入らなくなった。

この機種はもう古いし、動かないなら廃棄予備軍に組み入れようかと思いながら、分解してみて、裸基板のままで電源を入れたら、あっさり動いてしまった!(図1)

だが、組み直して、フォーマットしてあったハーフサイズのHDDを載せ、WinXPを組み込んだ時にうっかり、やらずもがなの「BIOS更新」をやっちゃった!(図2<クリック>
実が、これが次の厄介事で、毎回、立ち上がり時に、余計な「エラーメッセージ」が出るようになってしまった!?
この対策に、「BIOSパッチ・プログラム」を探して来て、何とか黙って立ち上がるところまで漕ぎ着けた。
尚、このマシンは、SVGA(800x600ドット)までしか下げられず、「VGA表示」は不可だったので、余計な作業の“草臥れ儲け”だった。・・・でも、健気に動くので、捨てずに、もう暫く死蔵しておこう!

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分解と探索
古いし、不動なので“頭”ではもう廃棄するつもりだったのに、“手”だけが動いて気が付いたら分解していた。(図4<クリック>
「分解作業」が一種の芸なら、「芸が身を助く」っていうことなのか?(苦笑)

兎に角、「主基板」を裏返すと、ヒューズが二個見えるので、それらの導通をテスタで確かめた。
どちらも問題無しの導通アリだ!(図3)

もう、これ以上は探しても無理だろうなと、早々に原因追及は諦めた。

でもまぁ、ものは試し!と、「主基板」にキーボードを付けて、電源ボタンを押してみたら、 ・・・あら、不思議!
ファンが廻り出した!おっ、電源が入った!

原因は良く分からないが、古い機種は、何処かかしこで接触不良が起き易くなっているようで、「分解&再組み立て」するだけでも回春効果があるのかもしれない。(DVDプレーヤでの例

BIOS更新ミス
この機種用のハーフサイズHDD(20GB)は、既に、フォーマットして別途保存してあったので、それを再度装着しWinXPを組み込んだ。(図6<クリック>

そこまでは、問題無かったのだが、デバイス・ドライバ群を組み込む時に、うっかり「BIOS更新」までやってしまった!(アホ、バカ!)
その為、起動時にエラーメッセージが出るようになってしまった。(図5)

これの対策のひとつは、BIOSバージョンを1・0に戻すことだが、既にそのバージョンが手に入らず。また、手元にも無い!

止む無く、サイト「MediaFire」(TNX!)から、
「X41-74UJ15US_SLIC2.1_no_1802_no_2010_by_TTAV134_v2.zip」というパッチ?プログラムを頂いて来て、それでBIOSを書き換えたら、エラーが綺麗に消えた!

BIOS設定で出来ること
「BIOS設定」で、「エラーメッセージ」を自動通過させられることは分かっていたのだが、ここを「Continue」に設定しても、一定時間は必ず「エラーメッセージ」が出るのだ。(図7)
(親切なのか、余計なお世話なのか?)
・・・いずれにせよ、「BIOS Ver1.0」の無い今となっては、このパッチ・プログラムのお世話になる以外にない。

ところで、別途、「BIOS設定」で気が付いたのは、「内蔵LANカード」の有効化・無効化のこと。(図8<クリック>

一時期、どの「Intel無線LANカード」を差しても、上手く行かず困っていた時があった。
適合するはずのカードを差しても、“不適合なハードウェアがある!外して、電源を切れ!”という警告メッセージが出ていたのだが、どうやら、ここの設定を忘れていたためらしい。

(設定すべき箇所が、あちらこちらに分散してあると、“オカシイナ?これではダメか?オカシイナ?”ってなことになる。思考力の鈍って来た昨今では、視野を広げよ!思い込むな!と自戒すること度々)


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