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[090916]

A30ジャンクを、修理しました

パスワード・ロックTPA30と一緒に、658円で買ったA30不動ジャンク、ばらばらにして紙袋に放り込んであったのですが、それがひょんな切っ掛けで不動原因が判明。そこを丁寧に修正したら、“不動”が治ってしまいました。

元凶は、USBの(中が折れ壊れていて)端子−金属台座間がショート状態になっていたため。
それで、電源ボタンを押しても、LED群が一瞬ピカッと光って終り。
電源回路の“過大電流防止”機能が働いたため、電源が入らなかったようです。(うーむ、珍しい故障です)
左上写真は、ピン列を修正した後の状態。(間の桟/スペーサは、無補修)
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発見の切っ掛け
実は、現在動作中のTPA30を実用にするのに、USBポートを左側に設けられないか?と思い、IR送受信窓を眺めたり、廃棄する予定のA30裸基板側を眺めたりしていました。

TPR30などは、この辺りにUSBポートが設けられているし、このTPA30でもやれないか?...が、ちょっと無理ですね。窓側はちょうどいい大きさ(左写真)ですが、基板側の場所が狭すぎるし、固定手段も無い!(左写真<クリック>)

そう思いながら、基板のUSBポートを何気なく覗いてみたら...
USB端子の異常
“あっ、USB口が壊れてる!...中の桟が無い!”
しかも、端子と金属枠とが仲良くなっていました。

これから、壊れた時の様子が、窺い知れますね。
きっと、USBポートに何かを差していて、その上に重い物でも落としたのでしょう。
その時は、まだマシンは生きていたはずですが、USBポートに差していた物を抜いた時に、折れてしまっていた中の桟も一緒に抜いてしまったのが“運の尽き”だった?
+5V端子と金属枠とがショート状態になったため、“電源が入らない!”・・・ で、お払い箱になったようです。

実は、電源はちゃんと入って/入りそうになっているのですが、ショート状態を検出したので、制御回路が電源OFFに切り替えたってわけ。“電源入らず”にも、こんな原因があったとは!
(まぁ、普通の人なら、これで廃棄処分にして構わないと思います。USBポートが壊れていて、もう正常品ではないから、中古品としても販売不可。後は、吾等ジャンカに利用させて頂く以外に道は無い!)

修理成功!
原因が分かれば、修理は簡単。端子列を金属部から引き離して、並びを整えればいいだけです。(完璧を期すなら、桟/スペーサを挟むか、あるいは全体を取り替えるのがベストですが)

上手く電源が入るかどうかは、裸基板だけの状態でも、LEDの点灯の様子から分かりますが、取り敢えず、組み立てて、様子を見たのが、左写真。ちゃんと起動して、BIOS設定画面へ。
(左側に、付け忘れたパーツが2つほど、残ってます。(^^;?)

残念ながら、これに付けた液晶表示はかなり赤みが強くて暗いし、おまけに前枠左下が欠けています。ちょっと、気分的に使用には不適かも。
ま、“原因が分かって、修理出来た!”って事で十分満足です。w(^^)

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