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[131219]

大容量SATA-HDDの“読み書き速さ”を、改善した

先日来、(OS搭載不可?の)SATA-640GB(TOSHIBA MK6475GSXを何とか使えるように出来ないかと頑張っている(左写真<クリック>)のだが、どうも手持ちのWinOSWin2000,WinXp,WinVista,Win7)は、どれもまともに搭載出来ず。(医者ではないけど、匙を投げた!)

代替案として、USB外付けの「データ保存用HDD」として使えるかどうか検討してみた。
しかし、当初は読み書き速度が遅く(およそ0.5MB/s)、とても使い物にはならなかったが、
試に、TOSHIBAから提供されている「Paragon Alignment Toolで、“4Kアラインメント”をしてみたら、かなり良くなった感じ。
(ついでに、メイン機も同じ処理をして見たけど、こちらは、あまり改善された感じはしないが)


比較のために、WD800BEVS(SATA)やWD1600BEVE(IDE)と比べてみたが、これらと比べ、遜色が無い程度にはなった気がする。(左上写真)
で、今回のSATA-640GBは、「OS起動用」は無理だが、「データ・バックアップ用」としては、何とか使えそうだ。
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転送速度は?
転送速度が分かる「データ転送用のソフト」で、最初に目に付いた「FastCopy」を使わせて頂いて、各状態毎で調べてみた。(感謝!<(_"_)>)

当初は、とても遅かった。(左図)
それを「Paragon Alignment Tool」を使わせてもらって、アラインメントしたら、(多分その効果だろうと思うが、)読み書き速さが数十倍になった。(左図<クリック>)

実は、30〜50MB/s(USB2.0の上限?)くらいを期待したのだが、そんなには上がらなかった。
でもまぁ、10MB/sなら我慢出来そう!

(実は、今この記事を書きながら、裏で「Realsync」を使って、主要フォルダ群のバックアップをしている。このソフトは保守には便利だが、転送速度が数字では分からないので、敢えて、「FastCopy」を使わせてもらったわけ)

4Kアラインメントの適用
さて、大容量HDDになればなるほど、欲しいデータ群へのアクセスに時間が掛かるのは必定だろろうと思う。
そのために記録密度を上げるなどの工夫はしているそうだが、データが相対的に細かくなると、一つ一つ拾い出すのに、やはり時間が掛かる。
これまでは、1セクター512B単位で記録していたが、これをもっと効率良く読み書きするために、4,096B単位にしようという事らしい。

そして、この「アラインメント・ツール:Paragon Alignment Tool」は、現データ群を壊さずに、纏め直せるらしい。
で、それを、メイン機USB2.0接続で実行させたのだが、ターゲットのSATA-640GBは上手く行った。
これが上手く行ったのに気を良くして、メイン機(VY20M/W-5)に搭載中・作業中の500GBにもやってみようとした。
(実は、これは物凄い冒険で、一歩間違えば、今作業中のデータ群は全部吹っ飛ぶのだが。苦笑)
...20GBに取ったCドライブの方は、成功した!(左上図)
が、大きいDドライブの方は、未だ不成功。orz
何度も「クロスリンクがある!」と出て、3度ほど「CHKDSK(ボリュームのエラーをチェックする)」を実行したけど、遂には、あまりHDDに疲労困憊させても良くなかろうと、未完のまま打ち切った。(左上図<クリック>)

別HDDの速さ比較
参考のために、他のHDD(左最上部の写真)の転送速度も調べてみた。
(これらは、従来通りの512Bセクター方式のまま)

...が、このデータだけでは、あまり良く分からない。(左図&<クリック>)
“SATAとIDEとの違い”だとか“80GBと160GBの違い”といった分類は出来そうに無い。
ただ、Text転送で、1MB/sというのは、かなり遅いのではないかと思うが、今もっと遅いのを経験したので、これでも速そうな気がしたのが不思議!(笑)

でも、今回の体験から、あまり大容量のHDDは使わない方が良さそうだと思った。
(その上限は、感じだけだが、320GB辺りかな?)
だから、無駄なデータ保存を極力減らすか、それが無理なら、小分けに分散管理するなどの工夫をすべきではないかな?
世の中では、“クラウド・コンピューティング”とか云われ始めているようだが、素人が“自宅内クラウド”がやれないものか、よい智恵を授かりたいものだ。

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