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[二〇一六年七月一七日]
au IS14SHガラス割れジャンクを、修復

ガラケー」と「スマホ」の境界がやや曖昧になっている辺りで、「ガラケー似のスマホ」(au IS14SH)を見たので好奇心が刺激され、買ってみることに。
ただ、これはガラス割れ品(IS14SH ¥910送料込み)だった。(図1右側)

それで、表示部が綺麗な不動品(IS11SH ¥400送料込み)も一緒に買って、表示部を入れ替えることにした。(図1左側)

表示部をスライドさせる構造なので、表示部の取り外し&取り付けは難しいかな?と思っていたが、“案ずるより産むが易し”で、使う道具(星型ドライバー、ピンセット)さえ間違えなければ、難しくなかった。
で、無事完成!(図2<クリック>の右側)

このスマホのOSバージョンはAndroid 2・3・5

ガラケーの「ガラス割れ品」の現物は、まだ触ったことがないが、多分、画面が見えていれば「押しボタン操作」は、左程難しくはないだろうと思う。(大変、煩わしくはあるが)
だが、スマホの「ガラス割れ品」は、「画面タッチ」が効かないから、「押しボタン」だけでは、必要なことをするのに大変な困難を伴う。(苦笑)

まぁ、やって出来ないことはなさそうだが、とても実用的ではない!やはり、「ガラケー似」ではあっても「ガラケー」には成り得ず!ということかな?

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分解

全分解の結果、アンテナ固定部(1本)を含めて外したビスは、全部で11(=6+1+4)本。最後の4本は、表示部を台座に固定するビスだが、どれも既にゆるゆるだった!(図4<クリック>ピンク矢印
やっぱ、相当お疲れの様子。きっと、「表示部」が外れた!ってな事故もあるんだろうな

「表示部向けケーブル&コネクタ」は、かなり細くて特殊なので「外し方」に迷ったが、結局、上の「黒テープ」を捲り上げておいて、垂直に上方へ引っ張り上げれば抜けるって事が分かった。

後は、孔を通して抜き出すだけだった。

表示部の交換

「表示部」は、この「ケーブル&コネクタ」付きで交換したのだが、厚さがやや異なるようだ。
IS14SH用の方が、(改良されているのか?)少し薄く(図5)、IS11SH用の方がやや厚い。

これで、支障が出ることは無いと思うが、重さは多少増えるかもしれない。
兎に角、今回はこれを使わざるを得ない。

「表示部」を交換して気が付いたのだが、「本体の色」と「表示部の色」と色合いが違っている。(図6<クリック>
「表示部」はどちらも同じ色に見えるが、本体だけは、やや色が灰色っぽい。

ジャンク品と言えども、やはり元の商品の有り様が気になる。
こんな“失敗臭い2トーン”はやらない方が良いと思うがなぁ。

IS11SHジャンク

実は、「表示部」を提供してくれたIS11SHの方は、完全に不動だったわけではなくて、ロゴ表示までは出る。(図7)
そこから先へは進まないから、“不動品”となったわけだ。

その原因が直ぐに分かって、簡単に直せるものなら直してみたいと、主基板のシールド・ケースを開けて様子を見た。(図8<クリック>

其処では、何も見付からず!むしろ分からないことが増えた。
それは、「LSI端子」の所々に固化レジン/接着剤?のようなものが塗ってある?ことだ。
だが、その目的や塗り込んである場所に意味があるようには見えない?

もしかしたら、「水没影響軽減策」なのかもしれないが、それにしては塗り方が“疎ら”だし、“投げ遣り”な感じだ。
(専門家に、これの目的と効果について教わりたいものだが)

仕上がりと電源スイッチ

「表示部」のガラス割れを仕替えたら、普通のスマホに戻った。(図9)

他のスマホと少し違うのは、「親指だけでの入力」がし易くなった感じがすること。
これは、「キーボード」がきちんと独立していて、押せば“クリック感”がある点や、(画面上)仮想キーボードのように無茶苦茶“小さい領域”を誤打せずに済む点だ。

「専用キーボード方式」は泥臭い方式かもしれないが、これも「ひとつの入力方式」だと思う。
一時、「ガラパゴス携帯の復活の兆し?」とかいう時期もあったから、時々は見直される方式かもしれない。



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