[2017年11月29日]
ハンディ・ナビ用アンテナを、試した
大阪・日本橋のジャンク店で、異なものを見付けた!・・・それは、「GPSアンテナ」単体!
通常なら見逃すパーツなのだが、先日から“GPS不受信”のナビ機を弄っていた成り行きから、そのアンテナに目に留まってしまった。
安かったので、(意味も無く)3個買って来た。(図2<クリック> ¥300/3個)
これらは、単独では使えないが、DTN-601でなら、差し替えて試験は出来るのでやってみた。
結果、この(ジャンク)アンテナでも、十分使えることが分かった。(図1)
ただし、このアンテナ、サイズが大き過ぎて、この筐体内には組み込めない。
その代わり、変則だが、「フィーダ線/ケーブル」だけを外して、別の役に立てた!(笑)
実は、筐体の開け閉めをしていたら、何時の間にか、元の「フィーダ」に“傷”が出来てしまい、GPSが受からなくなっていたのだ。
その「フィーダ」に、このジャンク品のを流用・交換したってわけ。(邪道か?笑)
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入れ替えは?
このジャンク・アンテナ、元のアンテナよりも少しサイズが大きいので、多少感度も良いのではないか?と、置き換えてみようとした。
ところが、主基板の“切り込み幅”が足りない。(図3)
そこで、リュータを使って“幅”を広げたが、如何せん、“高さ”の方もかなり高過ぎる!
筐体内部を少し削ってみたが、とても追い付かない。(図4<クリック>)
結局、このアンテナの大きさでは、この薄型ハンディ・ナビ機には使えそうにないので、今回は組み込みを諦めた。
もう少し厚手の筐体なら、組み込むことは可能かもしれない。
でも、こんどは“フィーダ線の長さ”が、足りなくなるかも。
(あちらを立てれば、こちらが立たず?苦笑)
フィーダの傷み
こうした入れ替え試験をしていたら、筐体を閉じる時に元の「フィーダ」を挟み込んでしまい、傷が出来てしまった。(図5)
その後、GPS電波が受信出来なくなってしまった。
多分、外皮と芯線がショートしているからだろうと思う。
この傷の箇所を除くように、「フィーダ」を短くするのは、至難の業!
それに、短くすると、プラグがレセプタクルに届かなくなる。
これはもう、「フィーダ」を取り替えるしか手は無い!
ジャンク・アンテナの方のフィーダは、簡単に取り外せるが、元の「フィーダ」の方は、“半田付け部”がカバー内に隠れているから大変!
四苦八苦しながら、シールド・カバーを外し、「フィーダ」を外した。(図6<クリック>)
このアンテナはアクティブ型で、中にはアンプが入っているのが見える。
電力は、「フィーダ」経由で供給されているはず。
(だから、フィーダの途中のショートは、あまり好ましくないってこと!)
フィーダ入れ替え&結果
ジャンク・アンテナから取り外した「フィーダ」をこれに取り付けたら、少し長かった!?(図7)
まぁ、そんなことよりも、ちゃんとGPS電波が受信出来るかどうかの方が心配ではあった。
シールド・カバーを開けたまま、仮取り付け状態で、電波が受かるかどうか試してみたら、好調だった。
なので、早速、カバーを再度半田付けして閉じた。
その後も、問題なく受信出来ていた。万歳!(図8<クリック>)
まぁ、こんなのは、異種アンテナの実験/試験などしていなければ起きなかった事件かもしれない。
所謂、“マッチ・ポンプ”の類かもしれないが、何事も、自分でやってみなきゃあ始まらないのが、この世の中ではないかと思う。
そして、その原動力が“好奇心”か?!