独り言集 二千十八年十月版
TFTパネル端子数 不合 「10月29日」
「PC110」の“TFT表示化”に使えそうな5型ナビ機に絞って、ネット上で、その"仕様”を探し回って、5型 WVGA(800x480)だろうと見込んで、Trywin製 DTN-X650を2台、(別々に)買った「DTN-X650」(¥915送料込み、¥1,479送料込み)のだが、それらの中を開けてビックリ!
「液晶フレキ端子」が、片方は40ピン、他方は50ピンだった!(エッ?)
「40ピン」の方は、即「PC110」のパネル置換に使えるが、「50ピン」の方は、接続方法の解析も出来ていない。(図1)
それに、コネクタ類だって高価になるから、あまり使いたくないタイプだ。
だが、外観からはまったく見分けが付かない(図2<クリック>)し、しかも、これらは未だ(ジャンク)市場に沢山出回っている感じが無い。
例えば、DTN-X600系辺りは、色々なジャンク品を良く見掛けるが、それらはWQVGA(480x272)で、今回の「PC110」液晶パネルの置換えには、役に立たない。
気分として、置換えに使う「TFTパネル」は出来るだけ潤沢にあって、かつ安価な材料を使いたいので、更に、「TFTパネル」探しをせねば。
今回の“適合しそうな5型「TFTパネル」”の内、入手し易そうな物で、“仕様”の分かったものだけ表にしてみた。(図3)
「液晶端子」の端子数/ピン数は、現物を確かめたモノだけ。
現物で確かめないと、今回のようにフレキの端子数が違っていたり、フレキ端子が裏返しだったりして、素直に(?)使えなかったりする可能性がある。
やはり、Trywin製のナビ機の中に、幾つか"適合品”がありそうだ。
その他、Trywin製と同類の“主基板”を使っているナビ機を見掛けたことがあるので、それらの「TFTパネル」もサイズ・端子数が合えば、使えるかもしれない。
「PC110」実験系 不調 「10月27日」
これまで「PC110」の“TFTパネル化”の実験・試験に酷使して来た「実験系」が、遂に不調になってしまった。(図2<クリック>)(トホホ!)
始めは、「VS信号」が出ないために、“表示”が出なくなって、「バック・ライト」だけが煌々と点灯していたのだが、色々、“結線の具合”を確かめたり、“レジスタ値”を書き換えたりしている内に、更に「バック・ライト」まで点灯しなくなった。(図1)
もう、この「実験機」は、寿命が尽き掛けているのかもしれない?と思いながら、眺めていた。
このマシンは、昔から“163エラー病”があって、本来なら、通常の使い方は難しい。
それが、ここまで、“TFTパネル化実験”の役に立ってくれたわけだ。
ここで、お役御免にして、棚の奥へ仕舞い込もうか?どうしようか?と考えていた。
だが、念には念を入れて、更に調べてみると、直接「PC110」のフレキ/FPCからの電圧や信号は、ちゃんと出ているではないか!
もしかしたら、これは、“コネクタとフレキの不整合”ではないかと思い至った。
それで、「コネクタ」の片方ずつを強く押してみたら、(出ていないと思っていた)電圧や信号が出て来る♪(図3)
乱暴にも、「コネクタ」(多分、0.3mm)に対して、空隙不適合のまま、「フレキ」(多分、0.4mm)の脱着を繰り返したので、遂には、コネクタ−フレキ間が局部的に浮いてしまったのではないか。
一方、「PC110」本体は未だ活きているらしいので、ホッとした!
しかし、この“コネクタ−フレキ不整合”は困ったものだ。
対策として、元のパネル駆動回路の「コネクタ」を外して使うことを考えた。
これは相当難しそうだが、先日、トライしたことでもあるし、やってやれないことはなかろう。兎に角、挑戦してみるかな。
その前に、フレキの方の端子金属の“痛み具合”も見ておかなくっちゃ!
オマケ(?)とし、結合に使っているジャンパー/結線群の中にも、“隠れた不良品”があることが分かった。
偶々、それらの抵抗値を測ってみたら、無限大Ωを示すものが2本混じっていた。ゲゲッ!(図4<クリック>)
まぁ、酷使した?からかもしれないが、もうちっと、頑張りがきかないものなのかねぇ。
FPCコネクタ端子半田付け 「10月23日」
先日、半田付け済みの基板を買ったついでに、「FFC/FPCコネクタ」と「基板」が別々のもの(つまり、“ご自分で、お好きなように、どーぞ!”という類のパーツ)を、(物好きで)一緒に買ってみた。
相当に細かい作業...ではなくて、注意を払うところさえ心得ていれば、荒っぽい作業で済むところが面白い。
使い過ぎで“頭”が疲れた時の“癒し”(?)に、こうした作業が一番!
1:先ず、基板側にペーストをべったり塗り付け。
2:その上に「コネクタ」を乗せて、慎重に位置合わせ。
3:裸眼では無理なので、5〜6倍のルーペで確かめながら、重しを乗せて固定。
4:基板の端子側から半田鏝を当てながら、半田をべったり盛り付け。(図1)
5:次に、“半田吸取り網線”で、徹底的に“半田吸取り”。
6:ルーペで、ピン間ショートの無いことを確認。
7:これと完成品とをFC(フラット・ケーブル)などで繋いで、全端子の導通や不要導通を確認。
8:OKなら、オシマイ!
9:両側の金具は、余程注意して半田付けしないと、「コネクタ」を熔かし、壊してしまう。
調子に乗って、4枚も仕上げてしまった♪(図2<クリック>)
LCD端子調べ余禄 「10月05日」
目下、「PC110」の表示改良の検討中だが、その作業中に、不良化した(はずの)“液晶パネル”の表示改善が出来てしまった!
元々は、“コントラスト”が極端に薄くて、動作はするけれども“表示不良品扱い”で、端子群調べには、丁度いい材料だったもの。(図1)
端子群の機能が正しいかどうか?を調べ直すために、FFC両面を覆っていた「遮蔽・補強テープ」を全部剥がした。
そしたら、ちっちゃなVR(可変抵抗器)が見えた。
だが、配線を追うのに忙しくて、そんなVRなどには構って居られなかった。
ところが、後で、上のフィルムに傷を入れて、このVRを廻して調整してみたら、ぐっとコントラストが改善されてしまった!(図2<クリック>)
こりゃ、壊してしまうのが惜しくなった!...(かな?)
そのVR、通常は、(導電性の)「遮蔽テープ」に覆われていて、まったく見えるものではないが、今回全部「遮蔽テープ」群を剥がしたので、露になったってわけ。(図3 右上)
これは、このままでは廻せなくて、上のフィルムをナイフで切れ目を入れて細ドライバーが入るようにしないとダメだった。
調節は、かなり微妙な操作を必要とするが、一旦設定出来ると後は安定しているようだ。
まぁ、そちらの方は、完全な余禄だった!(苦笑)
むしろ、収穫は、左下に見えた“シルク印刷”の方で、[DCLK]、...や[DEN]なんてシルク印刷があり、これは端子機能の確認・確定に大変役立った!
前々回に作った(暫定)端子図は、まったく逆の配置になっていたようだ。
これは改めて、修正図を作るつもり。
...しかし、半不良品というのは、(ダメモトで)壊して詳細を調べるには、大変良い材料だ!(図4<クリック>)
そして、偶に、“正常化”してしまったりする。
そういう意味で、こうしたジャンク/半不良品は、なかなかに捨て難く、また溜まり易いのが、玉に瑕!?(笑)
質志鍾乳洞 「10月01日」
新聞に紹介されていて、面白そうだったので、車で出掛けてみた。
「京都縦貫道」などを使って、およそ3時間で行き着けた。
多分、近畿圏内だと、そのくらいの時間内で、行けるのではないかな。
「
鍾乳洞公園」の直ぐ脇を、国道173号線「綾部街道」が走っていて、トラックなど交通量が結構多い所だが、「公園」までは少し歩いて登らねばならなかった。
中は、ステンレスの階段、枠や手摺が設けられていて、普通客でも安全に奥まで行けるようにしてある。
しかし、滴る水が手摺をぬらしているので、降りる時は滑りそうで、なかなかスリルがあった。(図1)
もし、こうした階段や枠が無ければ、ザイルなどを使って降りなければならないから、とても観光用にはならないだろうな。
昭和初期から太平洋戦争までの間は、結構人気で賑わったらしい。
奥まで行ってみて唖然!(図2<クリック>)
遠目には、鉱石か?と見えたが、どうやら“お賽銭”らしい。(大笑)
(お地蔵さんでも置いとけばいいのに!と思ったが、いわれの無い神仏を置くのは、流石に憚かられたのかな?)
下の野天駐車場は無料だが、公園への入園料が¥520なのは、ちょっと高い気もしたが、今時はそんなものなのかもしれない。