[091019]

OptioS4の修復に、失敗したかも

2008年3月頃に買った“電源は入るがレンズの出ないコーラル・レッドのOptioS4”(\1,480税込)、外筐色が魅力で、引っ張り出して修復を試みたのですが、失敗!...かな?
レンズ部は、正常に出入りするようになったのですが、今度は本体の電源が入らなくなってしまいました。(やれやれ...)

まぁ、ガチャガチャ音がしてちゃんと動かなかったレンズ部が、スムーズに動くようになったのが一応の成果ですが、“終り”が悪いだけに残念!
(暫く、冷却期間を置いてから、再チャレンジ)
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経緯
左写真は、さるカメラ店の店頭のジャンク棚に、味噌も糞も山盛りだった下から引っ張り出した、赤いOptioS4
(ここのジャンクは、流行には無頓着?らしく、物凄い旧型 でも、ニヤリとさせられるほどの高値! なんですが)

このOptioS4は、重いフィルム・カメラ群の中に埋もれていた割には、傷や歪みは少なかったので、(賭けで)買って来たもの。
しかし、電源は入るもののレンズが出ず、撮影は不可でした。
(テスト・モードには入れるし、カラーバーなども出るのですが)

長い間、そのままで放ってあったのですが、同じ赤(コーラル・レッド)の動作品を、孫娘に取り上げられてしまったので、こちらを復活させられないかと、やってみたわけです。

本体の分解
外皮を外して、ある程度の処まで分解すると、レンズ伸縮駆動用モータの電源端子(例:左写真の赤線部)が見えるので、ここに約4Vを加えれば、レンズ胴を伸長/(±逆接続で短縮)出来るのですが、それでテストしてみると、ガリガリ音がしてちゃんと伸縮が出来ない。

(ガリガリ音の)レンズ部を改善しようにも、その状態では作業が出来ないので、全体を(ほどほどに)分解して、レンズ部を分離しました。(左写真<クリック>は、本体側の展開状態)
(尚、周囲のフレキ配線は両面接着シート留めで、剥がすだけ)

レンズ部分離
レンズ部は外したものの、周りにフレキが纏わり付いていて“CCD搭載板”を外せず...結局、(4端子の)半田付けを2箇所、ホック留めを1箇所外して、CCD搭載板とレンズ・ユニットとを分離しました。(左写真&<クリック>)

レンズ・ユニット単独で、内側からレンズ胴を指で押し出したり、外側から押し込んだりしていたら、カチッ!と嵌った瞬間があって、それ以降、レンズ胴の出し入れが、平滑に!

その後、駆動用モータを取り付けて電圧を加えると、ガリガリ音も無く、至ってスムーズに伸縮するようになりました。v(^^)g

再組み立て
喜び勇んで、再組み立てに掛かりました。この機種も組み立てが楽な構造とは言い難いのですが、“骨組み”は何とか元に戻す事は出来ました。
でも、小さい留め具などは、どんな風に付いていたか、かなり悩みそう。(左写真&<クリック>)

組み立て途中で、動作確認のため、バッテリ端子から電源を与えてみました。
ところが...残念!反応無し。電源が入らなくなっている?!

これは、LEDが点灯しない事から分かるのですが、LCDを付けておいても、ウンともスンとも云わず。
一旦崩してから、再度組み立て直したりして、何度も確かめたけど、やはりNG!
フレキの切れや折れなども見たけど、断線らしい箇所は皆無だし、原因がまったく分かりません。
(静電気で、IC,LSIを壊してしまったのかなぁ?)

結果
電源が入らなくなり、どうにも出来なくなりました。●|~|_
今まで動いていた処が動かなくなるってのは、“修理の腕が落ちた”って事でしょうね。
でも、どうも腑に落ちないし、(“コネクタの挿し込み不足”のような)何か凡ミスをやっている可能性もありそうなので、また、ちょくちょく調べてやろうと思ってます。

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