[130519]
FinePix S5000のCCDを、入れ換えてみましたが
ずっと以前に買ってCCD不良だったFinePix S5000(総費用\1,225送料、手数料込み)、チャンスが無くて放っておいたのですが、先日“レンズ不良?らしきジャンク”がヤフオク!に出ていたので、「CCD活き」を期待して買いました。(左写真<クリック>の左側 今回分総費用\690送料込み)
そのCCD部と入れ換えてみたのですが、残念ながら、今回のも「CCD不良」で、まったく表示が出ず!止む無く、確認も兼ねて元に戻して組み上げたら、ちゃんと元の不良状態に戻りました。(苦笑 左写真は当初の不良状態)
この機種にそれほど魅力があるわけでもないのですが、“CCDを入れ換えたら治るはずだ”との予想を立ててみたので、何とか見立て通りなのを確認したいと思って。
しかし、ネット・オークションでの「説明文」を読み取って推測するだけでは、“CCDが正常なジャンク”を入手するのは大変難しいですね。
それと、仕上がった時の“カメラの価値”と“投入費用”を考えると、思い切ってここで打ち切るべきか?はたまた、もう少し粘るか?悩む処。
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分解とビス数
この機種は以前にも一度分解しているのですが、何の成果も無かったので、記事にはしていなかったはず。
薄型デジカメの多くは、CCDへのアクセスは割合楽なのですが、こうした中型タイプは、(電子化の進まなかった昔は)結構面倒なのが多かったように思います。
でも、これの分解は楽ですね。ビスは全部で5種14本(左写真<クリック>)だし、筐体もそれほど複雑な組み方はしていませんでした。結構新しいんだ!(笑 左写真)
一番厄介そうに見えたのは、CCD周辺部の薄銅板を剥がすことでしたが、それほど強い糊ではなかったので、楽勝!
入れ換え
CCD部の入れ換えなので、両方とも全分解をしましたが、CCD部の新旧を間違えそうだったので、早めに“?印”を入れておきました。(左写真)
このパーツに限りませんが、不良品の方も出来るだけ綺麗に取り出して保存するようにしています。もし、後で復元する必要が出て来ないとも限らない。
(実は、今回は、再確認に使えたので、そのまま残しておいて良かった)
ビスは、CCD脇部2本と金具部2本を外せば良く、後は“薄銅板剥がし”だけです。(左写真<クリック>)
注意してやれば、CCD部入れ換えや再組立は、そんなに難しくはないですね。z(^^;?
結果出ず&元へ戻した
この状態で、“CCDの良し悪し”などが分かれば一番いいのですが、デジカメの拙い点(!)は、全体を組み立ててしまわないと、電源すら入らないものが多いのが実状です。
これも、最後まで組み上げて、全ビス留めまでしたのですが、残念!結果はNG!(左写真)
“CCDの出力信号”の気配すら無し!真っ暗です!うーむ、これなら、元の方がまだマシだ!
そこで、もう一度、元のCCD部と入れ換え、接続部などを念を入れて組み戻しました。
再びまた、“不良CCDの出力”が見られるようになりました。(左写真<クリック>)
(あーあ、振り出しに戻る...でした。やはりCCDが問題ってことが確認出来、また、筐体の分解・再組立の手順も覚えましたが、成果にしては寂しい!...でも、こんなもんか!)
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