[120319]

EX-Z1000ジャンクを、買いました

久々に、日本橋・J&Pのジャンク販売箱の中に、草臥れたCASIO EXILIM EX-Z1000を見付けて、他のデジカメ2個と併せて買って来ました。(各\300税込み)

前々から考えていた構想=薄型光学ズーム3倍x(まやかし)デジタル・ズーム3.3倍位で、疑似10倍ズーム撮影が出来ないか?と思って。(該社カタログ

勿論、世の中には光学ズーム倍率の高い(高価な)薄型機種は色々見掛けますが、ジャンクの多くは、壊れ易いのか“レンズ・エラー”などで使い物にならず。
(また、中型・大型は、既に保有機が幾台かあるので、不要だし)

遠景を試写してみたのですが、高ズーム率での実用性については、まだよく分かりませぬ。
もう少し、使い込んでみようと思ってます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
倍率
ズーム倍率については、「表示」が適当なので精確には分かりませんが、レンズの伸縮が停止する位置(水色三角印)を「光学ズーム」の「3倍」とみました。(左写真)

さらに、次のマークは「5.3倍」だそうです。右端は?(これはカタログから想像するに)最大「17倍」らしい。
17倍もあれば、手持ちではとても「手ぶれ補正」があっても、“手ブレ”を避けることは難しいと思います。
それに、高倍率のデジタル・ズームは、経験上では、画質が粗く使い物にならないと思っているので、あまり期待はしていませんが、この機種はどうでしょう?

光学ズーム(1〜3倍)
左および左下の写真群は、ズーム倍率を変えて、遠景を撮影したものです。
(生憎曇天だったのでやや鮮明さに欠けますが、ズーム効果はある程度分かるかな?)

やはり、1倍⇒3倍では、狙った“ターゲット”をある程度、絞って注目する/させることは出来ますが、まだ物足りない。

漠然と、“茶色の建物”を示しているだけです。
+デジタル・ズーム(5倍〜最大)
左写真のように、光学xデジタル・ズームで約5倍位にすれば、“角ばった形の中に、とんがり三角と大きな曲線屋根”が、強調出来そうです。
これなら、撮影場所によっては、もっと「面白い造形」が切り取れるかも。

(私は、風景でも静物でも、オイシイ所だけ切り取らせて貰うよう心掛けているので、何処から/遠くからでも、上手く切り取れそうなら、有り難いです)

上写真の右側最大ズームは、正しくは何倍になるのかよく分かりませんが、辺の長さで比べると、5.3倍の約3倍ほどなので、およそ16倍位になっているようです。(アヤシイ!)
ここまでアップすれば、TVアンテナがどの方向を向いているか?や、三角屋根の中には、釣鐘などは吊り下げられていなくて、只のガランドウだ!などが見て取れます。(つまり、似非(えせ)欧風、似非教会風の建築だってことでしょう)(笑)
ここまで、ズームアップすると画質が粗れて、雰囲気的には良くない/ダメですね。(“説明用”にしか使えないと思います)

光学xデジタル5倍の試写例
左写真は、3倍ズームの風景写真ですが、説明を付けなければ、“只の木々の墨絵風景”としか見て貰えないでしょうね。(左写真)

でも、5倍ズームにすると、”あぁ、多分「鳥」を狙って写したのかな?”、あるいは、“「風景切絵」のつもりかな?”などと見て貰えるかも。(左写真<クリック> 笑)
腕の立つ芸人さんの作品だと、この写真以上に素敵なのが拝見出来ますから、「切り絵」などと謳うのもオコガマシイですが。

風景など、観光地へ行かなくても、身近な諸所に転がっているはず!面白そうだったり、綺麗だったりする箇所を巧く切り取らして貰えれば、結構(自己)満足出来る写真が撮れるだろうと思ってます。必要なのは、工夫努力自惚れ(?)でしょうか。

で、このデジカメは、ズーム5倍までなら、かなり使えそうな気がしたので、暫く使ってみます。
(でも、今は胸ポケットが携帯で満員なので、胸からぶら下げて持ち歩くしかないか?)

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ