[2018年5月4日]
小電力無線機(UBZ-L3)ジャンクを、買った
先日買った小電力無線機(T-668)は、日本国内での使用は違法になるとかで、単に弄ってみるだけにして、今回は、許可済の特定小電力無線機「KENWOOD UBZ-L3」2台セットのジャンクを(例によってヤフオク!で、)買ってみた。(¥1,260送料込み)
説明が写真だけなので、“機能的な不具合”や“修繕の可否”など、まったく分からず、将に“素人の冒険買い”の類で、“我乍らよくやるよ!”と独り言つ。(図1)
(だが、何でも“学び”に、金に糸目を付けていては、捗々しく進まないのが、世の常だもんな)
機構部の不具合は、補修出来る箇所、出来ない箇所があって、まだ、まだら模様。
2機間で通話が出来ないという通信機能の不具合は、何とか押しボタン操作だけで、直せた♪
最大通達距離などは不測だが、屋内(1階と2階)くらいは、問題無く届くようだ。(図2<クリック>)
屋外は、その内、試そうと思う。
それにしても、「T-668」に比べて、やや大きくて重いのが気になる。
因みに、このUBZ-L3の重さは約190gで、T-668は約100gだった。(勿論、電池込み)
常時連絡用なら、こんな嵩張るタイプでも良いだろうが、緊急時の連絡用として持ち歩くには、やはり、小型・ハイパワーの方が良さそうに思う。まぁ、携帯電話の補助用なら、どちらも“邪魔”なのは変わりないか!?
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機構部の不具合
機構部の不具合には、2箇所あって、“アンテナ基部の壊れ”と“電池カバー留め具の欠損”だった。
“アンテナ基部”の方は、「瞬間接着剤」で局部を固定した後、「ホットメルト・ボンド」で半カバーを兼ねて保持の強化をした。(図3)
もっと広い範囲まで覆えば、あるいはもう少し見栄えも良くなるかもしれないが、逆に、不恰好になりそうな気配なので、この程度で留めた。
強度的には、まぁまぁなようだ!
“電池カバー留め具”の方は、クリップを「リュータ」の薄刃で切って、更に横幅も14mmほどに削り落として、後ラジペンで少し広げて作ってみた。(図4<クリック>)
高さも、かなり薄くしないと浮き上がって来るが、2mm程度にまで削れば、何とか保持力を残して留められる。OK!
“外したり、嵌めたり”は、あまり楽ではないか、自分でやる分には問題無し!
設定の解消
この機種に限らず、殆どの特定小電力無線機は単3型を3本使うらしいが、これも3本だ。
両方の無線機に電池を装着して、通話の確認をしようとしたら、片方の無線機からの送信に。「BUSYランプ」は点くのだが、音/声が出ない。スケルチも切れない。
表示を見ると、[スクランブル]と[グループ]のマークが表示されたままだ。(図5)
もう一方の方には、それが無いから、相互通話は出来ないらしい。
(信号の送受だけは、両方ともちゃんと出来ているのに!?)
KENWOOD社のカタログ資料を見ると、「UBZ-L3」にはそれらの機能が無いと書いてある。(ヘッ?...では、これは隠し機能なのか?)
生憎、この機種の詳しい説明書類は手に入りそうに無い。
だが、[グループ]機能は今は不要・迷惑なので、これを消すべく必死になった!
結局、[DOWN]、[up]ボタンの両方を押しながら「電源スイッチ」を入れると、リセット効果([スクランブル]、[グループ]表示が消滅)があることが分かった。(図6<クリック>)
(実は、[DOWN]、[up]ボタンの同時押しが意外に難しくて、無理くり押してみたのが、運良く効いたみたい!?)
逆に、[グループ]設定をする方法は、押しボタンを5つ6つ同時押し...などと云われると、ちょっと難しいが。(苦笑)
恐らく、他の機種の説明書に有るような方法、ペアになる相手の送信/信号を受けながら、セットするのではないかな?